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  • 執筆者の写真Yuji Horimoto

新しいBing

ChatGPTの登場以降生成AI(generative AI)の記事は毎日更新されています。「新しいBing」の話題もすでに目新しものではなくなっていますが、Microsoftが提供している新しいBingとはどのようなものか、特徴や使い方について簡単に紹介してみたいと思います。


Microsoftは、OpenAIのチャットボットAI「ChatGPT」の技術を自社の検索サービス「Bing」に取り入れて、検索サービスの概念を変えようとしています。新しいBingでは、ユーザーが自然な文章で質問すると、Bingが自然な文章で回答してくれます。また、画像やプログラムコードなどの新しいコンテンツも生成できます。


新しいBingの特徴

 

新しいBingの最大の特徴は、ChatGPTの言語モデル「GPT-4」を搭載していることです。GPT-4は、インターネット上の膨大なテキストデータを学習して、人間が書くような自然な文章を生成できるAIです。GPT-4は、2023年3月に発表されたばかりで、ChatGPT Plusという有料サービスでしか利用できませんでしたが、MicrosoftはBingで無料で提供しています。


新しいBingでは、ユーザーが何でも知りたいことを自然な文章で質問すると、BingがGPT-4を使って自然な文章で回答してくれます。例えば、「東京オリンピックはどうなったの?」と質問すると、「東京2020オリンピック競技大会は、2021年7月23日から8月8日までの17日間、日本の東京都などで開催されました。205の国と地域から11,092人が参加し、33競技339種目が行われました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行を受け、2020年夏の開催日程(同年7月24日開会)から1年延期して開催されました。」というような回答が返ってきます。さらに回答には関連するウェブページのリンクが埋め込まれています。


また、新しいBingでは、画像やコードなどの新しいコンテンツも生成できます。例えば、「猫と犬が仲良くしている画像を見せて」と質問すると、BingがGPT-4を使って猫と犬が仲良くしている画像を生成してくれます。また、「Python※でHello Worldを表示するコードを教えて」と質問すると、BingがGPT-4を使ってPythonでHello Worldを表示するコードを生成してくれます。

※Python(パイソン)は、高水準の汎用プログラミング言語です。


新しいBingの使い方

 

新しいBingを使うには、まずMicrosoftアカウントを作成する必要があります。Microsoftアカウントは無料で作成できます。なお、この記事の作成時点では個人向けサービスのMicrosoftアカウントのみでBingのAI機能が利用できます。組織アカウントでは利用することが出来ません。


Microsoftアカウントを作成したら、BingアプリかEdgeブラウザをダウンロードしてインストールします。BingアプリかEdgeブラウザを開いてMicrosoftアカウントでサインインすると、新しいBingが利用できるようになります。


新しいBingでは、3つのチャットモード(会話スタイル)から選ぶことができます。「創造的」、「バランス」、「厳密」です。「創造的」は、新しいコンテンツや長く表現力のある回答を得られますが、時間がかかります。「バランス」は、検索や一般的なタスクに最適で応答速度が速いです。「厳密」は、推測を最小限に抑えた事実に基づいた回答を得られます。チャットモードによってテーマカラーも紫、青、緑に変わります。


チャットモードを選んだら、送信ボタンをクリック/タップして質問文を入力します。日本語でも英語でもOKです。質問文を入力するとすぐに回答が表示されます。回答に満足しなかった場合は、「もっと詳しく」とか「別の方法は?」とか聞くこともできます。また、「ありがとう」とか「面白かった」とか感想を伝えることもできます。


まとめ

 

Microsoftは、OpenAIのチャットボットAI「ChatGPT」の技術を自社の検索サービス「Bing」に取り入れて、検索サービスの概念を変えようとしています。新しいBingでは、ユーザーが自然な文章で質問すると、Bingが自然な文章で回答してくれます。また、画像やコードなどの新しいコンテンツも生成できます。新しいBingは無料で利用できるので、ぜひ試してみてください。


なお、2023年5月23日(現地時間)に開催された Microsoft Build 2023 でChatGPTのデフォルトの検索エンジンにBingが組み込まれると発表がありました。ChatGPTがどのように発展していくのか、目がはなせません。



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